こちらの銀貨は、19世紀の日本人浮世絵師である歌川広重のアートワークに基づいて描かれたものです。
『平清盛怪異を見る図 』は平家物語の怪異談を描いてます。福原(現在の神戸市兵庫区、中央区一帯)に遷都した平清盛は悪夢に悩まされていましたが、ある時、遠くの山並みから坪庭の松、梅、石燈篭すべてが無数の髑髏になり、所狭しとうごめいている。しかし、清盛が少しもひるまずに睨み返すと、霜が日の光で溶けていくように、跡形もなく消えていったというお話しです。作者は「東海道五十三次」でも有名な歌川広重(1797-1858)。
平清盛は、平安時代12世紀の武将として知られています。保元元年(1156年)の保元の乱では、一門の結束につとめ、後白河天皇側について勝利をもたらし播磨守、大宰大弐となります。信西と藤原信頼・二条親政派の対立では中立的立場をとっていましたが、平治元年(1159年)の平治の乱で政権を握った藤原信頼・大炊御門経宗・葉室惟方などの反信西派を一掃することで、急速にその政治的地位を高めることになりました。この過程で源義朝・源重成・源季実・源光保といった有力武士が滅亡したこともあり、清盛は武士の第一人者として、朝廷の軍事力・警察力を掌握し、武家政権樹立の礎を築いた人物です。こちらの銀貨の裏側は、伝統的な日本のパターンでフィジーの紋章が描かれております。
商品名: | 2018年 (新品) フィジー「平清盛 怪異を見る図・歌川広重 浮世絵」純銀 1オンス 銀貨 |
品位: | 99.9%の純銀 |
重量: | 1オンス (31.1グラム) |
状態: | 新品 |
直径: | 39 mm |
発行枚数: | 15,000枚 |
発送: | 注文時に選択 または こちらのリンクから確認 |
「平清盛怪異を見る図」は傷がつかないように1枚1枚保護カプセルに入っています。 |
「www.gold-ichiba.com」 すべての商品は税込価格を表示しております。